フォームにgiftee for Business連携設定を行います。
1.giftee for Businessの申し込みを行います。
ギフティ社にてキャンペーンの審査が行われます。審査に通過するとgiftee管理画面にログインできるようになります。
giftee管理画面の「IPアドレス制限」には 210.168.110.130 を登録してください。
2.「リクエストID」「ギフトURL」「有効期限」を格納する項目を作成します。
マスターデータベースに文字型で作成してください。
※履歴型データベース項目を利用することはできません。
※「リクエストID」項目は更新キーに指定してください。
※「有効期限」項目の作成は任意です。
リクエストID・・・ギフトURLを発行するため、Synergy!が自動発行するIDを格納します。
ギフトURL・・・発行されたギフトURLを格納します。
有効期限・・・発行されたギフトURLの有効期限「2ヶ月後の月末」などの文字列を格納します。
3.giftee for Businessを利用するフォームを作成します。
PC向けの下記いずれかの種別で作成してください。項目設計やデザイン等に制限はありません。
・新規登録フォーム
・新規・更新登録フォーム
・新規・更新登録フォーム(Synergy!問い合わせ管理機能連携用)
・変更・解除フォーム
ギフトURLはフォーム登録のたびに自動発行されるため、下記をご検討ください
・スパム登録を防ぐためreCAPTCHA設定や一人1回の登録に制限する、フォーム登録件数の上限を設定するなどの対策を行うことをお勧めします。
※スパム登録であっても発行されたギフトURLは請求対象になります。
・一人の顧客が複数回フォーム登録すると都度ギフトURLは発行されます。また、その際に発行されるギフトの「リクエストURL」「ギフトURL」「有効期限」は更新キーの設定によりデータベース上で登録のたびに上書きされ、最新の情報以外確認できなくなることがあります。そのため、一人1回の登録に制限する運用をお勧めします。
4.フォームにgiftee for Business連携設定を行います。
フォーム>フォーム管理>設定したいフォームの【編集】>「giftee for Business連携設定」を【ON】に切り替え、【設定】をクリックしてください。
※設定完了と同時に「ギフト表示用」の任意項目リマインダーフォームが自動生成されます。
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アクセストークン
giftee管理画面で取得した「APIトークン」の「トークン情報」を設定します。
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ギフトコード
giftee管理画面で取得した「発行ギフト」の「gift_card_config_code」を設定します。
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リクエストID(更新キー)
手順2で作成した文字型のマスターデータベース項目を指定します。
ギフトURLを発行するため、Synergy!が自動発行するIDを格納します。 -
ギフトURL
手順2で作成した文字型のマスターデータベース項目を指定します。
フォーム登録完了時に自動発行されたギフトURLを格納します。 -
有効期限
手順2で作成した文字型のマスターデータベース項目を指定します。
フォーム登録完了時に自動発行されたギフトURLの有効期限「2ヶ月後の月末」などの文字列を格納します。 -
giftee for Business連携エラー文言
ギフトURL発行時に何らかのエラーがあった場合やgiftee for Business連携の設定に不備があった場合にフォーム上で表示させるエラー文言を指定します。
※4000文字以内で指定してください。機種依存文字は利用できません。 -
ギフト表示ボタン名称
完了画面に表示するギフト確認用ボタンの名称を指定します。20文字以内で指定してください。
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ギフト表示フォーム
完了画面のギフト表示ボタンからアクセスするフォーム名称を表示します。
リクエストID・ギフトURL・有効期限に同じ項目は指定できません。また、フォームの表示項目・非表示項目に設定した項目も指定できません。
5.顧客にギフトをお知らせする設定を行います。
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完了画面に表示
giftee for Business連携設定を完了すると自動的にギフト表示ボタンが設置され、顧客は登録完了時にギフトページもしくはギフト表示フォームへ遷移します。
<「ギフト表示ボタン」クリック後の流れ>
※ギフトURL発行フォーム(A)およびギフト表示フォーム(B)の完了画面は、各フォームの編集画面>画面設定枠の「完了画面」の【設定】より修正できます。<ギフトURL発行フォーム(A)の完了画面>
giftee for Business連携設定をしたフォームです。
※プレビューでは「ギフト表示ボタン」よりギフト表示フォームへの遷移はできません。
<ギフト表示フォーム(B)の完了画面>
ギフトURLが発行されていなかった際に遷移するフォームです。
※プレビューではギフトURLなどの埋め込みコマンドは展開されません。
ギフト表示フォーム(任意項目リマインダーフォーム)について
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giftee for Business連携設定を完了すると自動生成されます。
誤って削除した場合は、再度設定し直すことで新たに生成されますが、フォームIDやURLは変わります。ギフト表示フォームの完了画面や、サンキューメールに埋め込みコマンドを設置している場合は修正してください。 -
通知メールは設定できません。顧客にメールを送信したい場合は、giftee for Business連携設定を行ったフォームでサンキューメールを利用してください。
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レポートは表示できません。
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完了画面のメッセージには自動的にギフトURLの埋め込みコマンドが設置されます。任意の内容に修正できます。
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サンキューメールに表示
フォーム>フォーム管理>ギフトURL発行フォームの【編集】>サンキューメールの【設定】をクリックします。
「埋込コマンド」箇所にある「ギフト表示フォーム(自動ログイン)の埋め込みコマンド」や「埋込コマンド一覧」ボタンより「有効期限」項目の埋め込みコマンドを取得し、本文内の任意の箇所へ設置してください。
※サンキューメールが「OFF」の場合は「ON」に切り替えてから設定する必要があります。サンキューメールにギフトURLを表示させる際の注意点
手順4で指定した「ギフトURL」はgifteeAPIとの通信エラー(タイムアウトなど)が発生した場合、埋め込みコマンドが空白で展開されたり、ギフトURL項目を使い回している場合は過去の登録済みURLが展開される可能性があるため、お勧めしません。
「ギフト表示フォーム(自動ログイン)」の埋め込みコマンドを利用し、顧客にギフトURLをお知らせしてください。
※gifteeAPIとの通信エラー(タイムアウトなど)が発生してもSynergy!よりリトライを行い、最終的にはデータベースへギフトURLが登録されます。そのため、メール配信機能より後日お知らせする場合は「ギフトURL」の埋め込みコマンドを設置しても問題ありません。
ギフトURLを紛失するケースが多いため、サンキューメールなど、顧客の手元に残る方法でギフトURLを配布してください。
6.フォームを公開します。
プレビューでは「ギフト表示ボタン」よりギフト表示フォームへの遷移はできません。また、ギフトURLが発行されないため、完了画面に設置したギフトURLなどの埋め込みコマンドも展開されません。
動作検証は各フォームのプレビューで行うか、本番公開して実施してください。
顧客がフォームへ登録している最中にフォームを非公開にし(自動終了設定により「非公開」となった場合も含む)、「giftee for Business連携設定」を「OFF」にすると、基本設定の「終了時の動作」で「通常どおり登録を受け付け、登録データを記録する」と設定していた場合でも、ギフトURLは発行されませんのでご注意ください。
※ギフトURLなどの埋め込みコマンドは空白で展開されます。