アクセス解析機能とは、フォームへのアクセス数などの各種情報を記録し、一覧で表示する機能です。
入力ページや確認ページなど、ページごとのアクセス数や送信を完了した数、入力中にエラーが表示されてしまった数などを一目で閲覧できるので、そのフォーム自体の効果のみならず、顧客にとって使いやすいフォームであるかの判断材料を得ることができます。
「導線解析マップ」「エラー解析」「アクセス元解析」を含む多機能フォームオプションは2017年1月31日リリースより標準機能となりました。
そのため、多機能フォームオプションをご契約いただいていなかったアカウントでは、リリース日以降のデータから閲覧可能となります。
集計は1日1回実行されます。
画面の使い方
フォーム>フォーム管理>フォーム一覧画面から各フォームの【レポート】ボタンをクリックすると、レポート画面が表示されます。
- フォーム名
このフォームの名称です。
- 期間
アクセス解析の期間を指定します。
- 更新ボタン
指定した期間のレポートを表示します。
- アクセス解析
このフォームの各画面に対する訪問者数・ページビュー数を表示します。
数値は表とグラフの二種類で表されます。
- 導線解析マップ
アクセスした顧客のうちどれだけの数がスムーズに登録完了に至ったか、あるいはエラー画面が表示されたかという数と割合を視覚的に表示します。
- エラー解析
このフォームで発生した入力エラーの内訳を表示します。「どの項目」で「どんな理由」でエラーになったかの情報を見ることで、このフォームで顧客が入力エラーになりやすい(入力しにくい、分かりにくい)箇所がどこかを特定することができます。
- アクセス元解析
メールマガジンやWEBサイトなど、どこを辿ってこのフォームにアクセスしてきたかを解析します。
アクセス解析
指定期間中の、フォームの各ページに対するアクセス数やコンバージョン(登録完了)数、エラー数を一覧表示する機能です。
導線解析は、レポートのトップ画面から【アクセス解析】タブをクリックします。
- 期間
解析範囲に指定したい期間の年/月/日(月別か年別かによって変化します)を指定し【更新】をクリックすると適用されます。
- 訪問者数
アクセスしてきた顧客の人数を表示します。
訪問者数は顧客がフォームにアクセスした際に「1」カウントされます。同じ顧客が複数のページを行き来しても、訪問者数のカウントは「1」となります。
※同一顧客かどうかの判断はブラウザのセッションで行っているため、ブラウザのセッションが切れた状態で同じ顧客が再度フォームへアクセスをおこなった場合は、新たな顧客として訪問者数が「1」カウントされます。 - ページビュー数
ページへのアクセス数を表示します。
ページビュー数はフォームへの延べアクセス数がカウントされます。同じ顧客が複数のページを行き来すれば、その数だけページビュー数にカウントされます。
- 項目
アクセス解析の対象項目です。
- 認証画面
認証画面のアクセス数です。登録フォーム以外のフォームのアクセス解析で表示されます。
- 認証エラー
認証情報が誤っていた場合に発生する認証エラーの回数です。
- 入力画面
入力画面のアクセス数です。
- 入力エラー
必須項目の入力漏れがあった場合などに発生する入力エラーの回数です。
- 確認画面
確認画面のアクセス数です。確認画面をOFFにしている場合は表示されません。
- 仮登録
フォームへの入力を完了し、仮登録画面が表示された場合のアクセス数です。仮登録機能をOFFにしている場合は表示されません。
- 仮登録キャンセル
仮登録を完了した後に顧客に自動送信される「仮登録メール」に記載されている、キャンセル用URLをクリックした回数です。
仮登録機能をOFFにしている場合は表示されません。
- 仮登録エラー
仮登録を完了した後に顧客に自動送信される「仮登録メール」に記載されているURLを、有効期限が切れた後にクリックした回数です。
仮登録機能をOFFにしている場合は表示されません。
- 完了画面
入力完了画面のアクセス数です。
- 非公開画面
非公開状態のフォームへのアクセス数です。
- エラー率
入力画面の訪問者数に対して、エラー画面が表示された顧客の割合を表示します。
- コンバージョン率
入力画面の訪問者数に対して、完了画面が表示された顧客の割合を表示します。
- 認証画面
- グラフ
アクセス解析の数値をグラフ化したものです。4.で計測できる項目のうち「入力画面」「入力エラー」「確認画面」「完了画面」「エラー率」「コンバージョン率」を同時に表示することができます。
また、グラフは以下の形式で表示されます。
上部棒グラフ:「入力画面」「エラー画面」「確認画面」「完了画面」
下部棒グラフ:「エラー率」「コンバージョン率」
導線解析
指定期間中の、フォームの各画面への遷移数や割合を視覚的に表示する機能です。
導線解析は、レポートのトップ画面から【導線解析】タブをクリックします。
左端の「認証画面」もしくは「入力画面」を基点とし、画面が進行するにつれて右へと進むという形式で顧客の画面遷移数と割合を表します。
- ページ
フォームの各画面の名称が表示されています。
青い背景のページは通常の画面を表し、赤い背景のページはエラー画面を意味します。
- 文書アイコン
フォームの各画面のページビュー数です。ページビュー数は単純にページへのアクセス数を計測するもので、同じ顧客が何度もページを行き来すれば、その分ページビューが増加します。
- 人物アイコン
各画面の訪問者数です。訪問者数は顧客がフォームにアクセスした際に「1」カウントされます。同じ顧客が複数のページを行き来しても、訪問者数のカウントは「1」となります。
- 矢印
ページ間の移動の流れを図示するものです。矢印に記載された数値は「矢印の基点にあるページから矢印の先に示したページへの移動率」を表し、この数値は訪問者数に基づいて算出されます。
ページ間の移動率(矢印に%で表示される数値)が、実際の訪問者数の数値と合わないことがあります。
これは、フォーム利用者が長時間(1時間以上)画面を開いたままにしていると、セッションが維持されず同一人物によるアクセスかどうか判定できなくなるためです。
エラー解析
認証エラーや入力エラーなど、フォームが表示する各種エラー画面の「どの項目で」「どんな理由で」エラーが発生しているかを解析する機能です。
エラー解析は、レポートのトップ画面から【エラー解析】タブをクリックします。
- エラー項目
エラーが発生した項目の名称です。
- エラー内容
エラーが発生した理由を表示します。
- エラー数
その理由で何件のエラーが発生したかを表示します。
アクセス元解析
メールマガジンやWEBサイトなど、どこからこのフォームにアクセスしてきたかを解析する機能です。
アクセス元解析は、レポートのトップ画面から【アクセス元解析】タブをクリックします。
- アクセス元
フォームへのアクセス元にあたるページのURLを表します。
欄内のURLをクリックすると別ウィンドウが開き、そのページが表示されます。
メール配信機能から配信したメール文中にある「自動ログインURL(埋込コマンド)」からアクセスした場合、アクセス元にはURLではなく”配信ID”と”メールの件名”が表示されます。
※ベーシックメール、リターゲティングメールは、アクセス元に”パラメータ部分を除いたURL”がそのまま表示されます。※「クリックフィードバック設定をしたURL」はアクセス元に”なし”と表示されます。
- メール配信数
メール配信機能から配信したメール文中にある「自動ログインURL(埋込コマンド)」からアクセスをしてきた場合、その時のメール配信機能からのメール配信数を表示します。
- 訪問者数
アクセスしてきた顧客の人数を表示します。
訪問者数は顧客がフォームにアクセスした際に「1」カウントされます。同じ顧客が複数のページを行き来しても、訪問者数のカウントは「1」となります。
※同一顧客かどうかの判断はブラウザのセッションで行っているため、ブラウザのセッションが切れた状態で同じ顧客が再度フォームへアクセスをおこなった場合は、新たな顧客として訪問者数が「1」カウントされます。 - コンバージョン数
フォームにアクセスした顧客のうち、完了画面が表示された(=登録を完了した)顧客の数を表示します。
- コンバージョン率
訪問者数に対して、完了画面が表示された顧客の割合を表示します。
- 棒グラフ
アクセス元解析の数値をグラフ化したもので、グラフは以下の形式で表示されます。
青 :「訪問者数」
オレンジ:「コンバージョン数」